2022年1月試験対策 FP2級講座 第4回

FP講座第4回

問1 令和3年度の国民年金保険料は(①)円である。

問2 第1号被保険者が出産する場合、所定の届出により、出産予定月の前月から(②)か月間(多胎妊娠の場合は出産予定日の3か月前から(③)か月間)、保険

料の納付が免除される。

問3 第1号被保険者である大学生の学生納付特例制度の適用は、一定の(④)以下であることが要件である。

問4 遺族基礎年金を受給することができる遺族は、国民年金の被保険者等の死亡の当時、その者によって生計を維持されていた、(⑤)または(⑥)である。

問5 第1号被保険者で、障害基礎年金ならびに被用者年金の障害年金(⑦級以上)を受けている者は、原則として所定の届出により保険料の納付が免除される。

解答

①16,610円 ②4 ③6 ④所得 ⑤子のある配偶者 ⑥子 ⑦2

解説

法定免除

法定免除の対象者は、生活保護及び障害年金受給者等であり、全額免除となります。

納付猶予制度の対象者は、50歳未満で本人、配偶者の所得が一定以下の場合に国民年金保険料が猶予されます。

基礎となる数値(令和3年4月~)

満額の基礎年金780,900円

子の加算224,900円(3人目からは74,900円)

医療保険

医療保険には、自営業者等を対象とした国民健康保険、会社員等を対象とした健康保険(協会けんぽ)、公務員などを対象とした共済年金、75歳以上の者を対象とした後期高齢者医療制度などがあります。

健康保険の被保険者の要件

年間収入が130万円未満(60歳以上は180万円未満)、被保険者の年間収入の1/2未満の方が対象です。

実父母や兄弟姉妹は別居でも対象ですが、義父母に関しては別居の場合には対象外です。

傷病手当金

傷病のため仕事を連続3日以上休み、報酬を受けられなかった場合、休業4日目から支給され、最大1年6か月支給されます。

年金生活者支援給付金制度

2019年から新しく始まった制度です。

従来の公的年金の支給に合わせて支給されます。

老齢基礎年金、障害基礎年金、遺族基礎年金の受給者のうち一定の所得以下の方が対象です。

年金生活者支援給付金制度の支給要件

老齢基礎年金の受給者は「一定の金額(5,030円)+保険料免除期間に対する加算」が支給されます

障害基礎年金の受給者は、障害等級2級が5,030円、障害等級1級の場合は加算があります。

遺族基礎年金の場合は、原則、配偶者に支給されますが、受給権者が子のみの場合で、子が複数ある場合には、5,030円を受給権者で按分します。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください