2022年1月試験対策 FP2級講座 第16回

FP講座第16回

問1 投資家Aさんの各資産のポートフォリオの構成比及び期待収益率が以下のとおりであった場合、Aさんの資産のポートフォリオの期待収益率を求めなさい。

預金の構成比60% 期待収益率0.1%

債券の構成比15% 期待収益率1.0%

株式の構成比25% 期待収益率8.0%

問2 ポートフォリオの期待収益率は、組み入れた各資産の期待収益率を組入比率で(②)した値となる。

問3 異なる2資産からなるポートフォリオにおいて、2資産間の相関係数が(③)である場合、ポートフォリオを組成することによる分散投資の最大の効果(リスクの低減)が得られる。

問4 金融商品販売法では、金融商品販売業者等が顧客に金融商品を販売するための勧誘をしようとするときは、原則として、あらかじめ(④)を策定し、公表しなければならないとされている。

問5 消費者契約法では、事業者の不適切な行為によって、消費者が誤認や困惑をし、それによって消費者契約の申込みまたはその承諾の意思表示をした場合、消費者はこれを(⑤)ことができる。

解答

①0.1%×60%+1.0%×15%+8.0%×25%=2.21% 答2.21% ②加重平均 ③-1 ④勧誘方針 ⑤取り消す

解説

ポートフォリオ運用

いろいろな資産へ投資することにより、より安定した収益を上げるための運用手法です。

ポートフォリオのリスク

ポートフォリオのリスクは、一般に標準偏差で表します。標準偏差は、データや確率変数の散らばり具合(バラツキ)を示す数値です。例えば、ポートフォリオの期待収益率が5%で標準偏差(リスク)が10%の場合は、約3分の2の確率で-5%からプラス15%の範囲内、というように収益の取りうる範囲の広さを示します。

相関係数

2つの資産間の値動きの関連性を数値化したものを相関係数といい、1から-1までの数値で表します。相関係数が1の資産同士は全く同一の値動きをするのでリスク低減効果はゼロということになります。

期待収益率

各資産の期待収益率と組み入れ比率の加重平均です。

シャープレシオ

リスクに見合ったリターンをあげているかを見る指標で、

シャープレシオ=(ポートフォリオの収益率(リターン)-安全資産の収益)/ポートフォリオの標準偏差(リスク)

安全資産にはリスクがないため全体の収益から安全資産の収益率を差し引かなければ正しいリスクが図れないため差し引いたものを分子とし、リスクを分母とします。

金融商品販売法の対象となる金融商品

預貯金、信託商品、保険、有価証券、金融先物・デリバティブ取引が含まれますが、国内商品先物取引、金地金、ゴルフ会員権等は含まれません。

セーフティーネット(預金保険制度)

一般の預金等は元本1000万円とその利子まで、決済用預金は全額保護、外貨預金は保護対象外です、外貨預金は国内銀行に預けられている場合でも、預金保険制度による保護の対象となりません。預金保険制度による補償の対象となるのは元本1000万円までとその利息です。ゆうちょ銀行の貯金も他の銀行預金と同様です。

金融商品販売法

金融商品販売業者等が顧客に対し、重要事項説明をしなかったことまたは断定的な判断の提供等を行ったときは、これによって生じた顧客の損額を賠償しなければならない旨を定めています。

消費者契約法

事業者の一定の行為により、消費者が誤認又は困惑した場合、消費者は、消費者契約の申込みまたは承諾の意思表示を取り消すことができるとされています。

 

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